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医療脱毛で使用するレーザーの種類によって効果が違う!?

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背中医療脱毛

あっきー
あっきー

医療脱毛アドバイザーのあっきーです(^^♪

医療脱毛クリニックによって脱毛機が違うのはなぜでしょう?具体的にどのような種類や効果があるのでしょうか?

今回は医療脱毛で使用するレーザー脱毛機の種類と特徴について検証します。

医療脱毛で使用されるレーザーは主に3種類

医療レーザー脱毛機にはたくさん種類がありますが、医療脱毛クリニックで搭載されているレーザーは「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー」「ダイオードレーザー」の3種類に分類できます。

医療レーザー脱毛機の効果や肌質の合う脱毛機、痛みの強さなどはレーザーの種類によって差が出ます。それぞれの医療レーザー脱毛機の特徴を確認しましょう。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザー

3つの中で波長が最も短いレーザーで、アレキサンドライトという宝石の輝きをしています。

日本に限らず世界中の医療脱毛で広範囲に使われており、多くのシェアと成果を誇りとしています。

アレキサンドライトレーザーは、波長が短いほどメラニン色素への反応が強くなるので、非常に高い脱毛効果が期待できます。

メリット

肌表面のシミやくすみに含まれるメラニン色素にも反応しやすく、毛穴の黒ずみ・くすみ・シミ・ニキビ跡の改善や毛穴の引き締めなどの美肌効果も得られます。

デメリット

肌表面のメラニン色素が多い場合は火傷のリスクが高くなるので、ほとんどの医療脱毛クリニックでは、日焼け肌・色黒肌・色素沈着のある部位への照射は行っていません。

アメリカ・キャンデラ社の「ジェントルレーズプロ」は、アレキサンドライトレーザーが搭載された脱毛機の中で最大の実績を持ちます。

日本で初めて医療脱毛に使用するレーザー装置として、厚生労働省の薬事承認を取得しています。

ヤグ(YAG)レーザー

ヤグレーザー

YAGレーザーの最大の特徴は、1064mmの波長の長さです。

3種類の医療レーザー脱毛機よりも波長が長く、皮膚の奥深く皮下組織にまでレーザーが行き渡るのがポイントです。

ヤグレーザーは、濃く深い毛があるVIOやワキに向いており、VIO、ワキの脱毛を検討している人にオススメです。

メリット

メラニン色素に反応しにくいため、日焼けした肌や色黒の方にも施術を行うことができます。また、ヤグレーザーは、太くて色が濃い毛に高い脱毛効果を発揮する特徴があるので、VIOやワキ脱毛にピッタリです。

また、シミやそばかす、あざの治療としても使われているレーザーなので、脱毛効果だけでなくシミやそばかすの改善や美肌効果も期待できます。

デメリット

ヤグレーザーは他の医療レーザー脱毛機よりも痛みが強いです。

ヤグレーザーは、熱によって毛根にダメージを与えることで脱毛効果を与えるのが特徴です。

医療レーザー脱毛機はエネルギーが強く、ヤグレーザーは冷却ジェルを塗らないため、場合によっては軽い炎症を起こして赤くなってしまうことがあります。

ほとんどの場合は数時間経てばおさまりますが、超敏感肌の人や極端に肌が弱い人は要注意です。

また、色素に反応する性質を持つレーザーなので、産毛への脱毛効果は薄いこともデメリットのひとつです。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは半導体と呼ばれる物質を利用した近赤外線レーザーです。

波長は800~940mmと医療レーザーの中でも長く、皮下組織(肌の奥の奥)にある毛根までダメージを与えます。

ダイオードレーザーはどんな毛質や肌質でも、高い脱毛効果を実感できます。

医療レーザー脱毛の中でも比較的波長が長く、皮下組織にある深い毛にまでダメージを与えられるためです。
VIO・ワキなどの濃い毛や、他の医療レーザーでは難しいと言われる顔や指・背中などの産毛もしっかり脱毛できます。

メリット

日焼け・地黒肌でも施術ができ、痛みが少なく肌に優しいので、敏感肌でも施術できます。

ダイオードレーザーを採用している脱毛機は照射口が広く、最大で22mm×35mmもあります。一度に広範囲を施術できるので施術時間も早く終り照射口が四角いので、脱毛で心配される照射漏れも回避できます。

広い・狭い範囲に適したハンドピースを使い分けることで、照射漏れもなく効率よく脱毛の施術ができます。

デメリット

医療レーザー脱毛機には脱毛と一緒にシミやニキビ跡・黒ずみなどの美肌効果も期待できる医療レーザーもありますが、ダイオードレーザーはほとんど期待できません。

ダイオードレーザーの脱毛機は、色素がある毛に反応しますが、白髪は完全に色が抜けて色素がないため照射しても脱毛効果は期待できません。

医療レーザー比較

医療レーザーの種類と特徴を表にまとめてみました。

アレキサンドライトレーザーダイオードレーザーヤグレーザー
波長755nm800nm1064nm
日焼け肌対応ヤケドの恐れがある多少の日焼け肌・色黒肌であれば、脱毛可能多少日焼けした肌や、元から色黒でも脱毛可能
痛み比較的強いややありほとんどなし
効果施術後すぐに毛が抜け始めることが多い施術後、約1週間後から抜け始める施術後、3日~10日後から抜け始める

医療脱毛クリニックによって導入している脱毛レーザーの種類が異なるので、どのレーザーを搭載した機種を使用しているか、チェックしてみるといいですね。

まとめ

医療レーザー脱毛機は日本国内において、主に3種類の機種が採用されており、それぞれの機種に特徴やメリット・デメリットがあります。

あなたが特に気になっている施術部位や、痛み具合、痛みより効果があるほうがいい、などといった要望を元にその医療レーザー脱毛機を扱っている医療脱毛クリニックを選ぶと良いですね。

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